院長ブログ

歯周病と糖尿病

2013年2月15日

 

歯の話をもう一つ。

 

 

現在、予備軍を含めると2000万人以上いると言われる糖尿病患者さん。

主な原因と考えられているのは高カロリーの食事や運動不足による肥満等ですが

歯周病が糖尿病を悪化させる、また、糖尿病が歯周病を悪化させること近年わかってきました。

 

歯周ポケットに歯周病菌が溜まってしまうと

菌を退治しようと免疫細胞である白血球が集まってきます。

この時、歯周病菌が死滅する事により放出される内毒素が

体内の脂肪細胞などからのTNF-αの放出を促します。

チョット難しいのですが、TNF-αとはサイトカインと呼ばれる物質の一つで

筋肉、脂肪組織や肝臓での糖の働きを抑制する(結果血糖が上がる)作用があります。

TNF-αが血糖を下げるホルモンであるインスリンの働きを妨げてしまうのです。

 

ようするに歯周病が原因でTNF-αが多く放出されると

どんどん糖尿病が悪化してしまうというわけです。     顔文字 の画像

 

糖尿病が悪化すれば歯ぐきの毛細血管の血流の悪化し、白血球を運ぶ血液が行き渡らず

今度は歯周病菌を悪化させるという負のスパイラルに陥ります。

(糖尿病悪化→歯周病悪化→糖尿病悪化→歯周病悪化….)

 

それだけではありません。糖尿病が悪化すれば…

糖尿病悪化→毛細血管の血流低下→脳血管障害、網膜血流低下→脳卒中、失明

糖尿病悪化→動脈硬化→高血圧、腎不全→心不全、透析……

 

まさにコレがメタボリックドミノといわれるものです。

 

 

あなたの食生活はバランスがとれていますか?

あなたは適度な運動を心がけていますか?

そしてなにより歯周病を放置していませんか?  リラックマ の画像

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