院長ブログ

頭痛と漢方

2014年1月21日

外来診療をしていると、多くの患者さんが訴えられる症状に頭痛があり

ロキソニンなどの鎮痛薬で症状が改善すればいいのですが

治療に難渋することに度々出くわすことがあります。  ウサギだよ。メディカルだよ。体調だよ。頭痛 のデコメ絵文字

 

もちろん脳血管障害や脳腫瘍などを否定することは重要です。

しかし、それとは違う 頭痛のようだ…。

 

大酒家の男子に多い群発性頭痛じゃない…。

片頭痛、緊張型頭痛?それとも混合型…?  熊 の画像

 

そういった時、漢方がいい効果を示すときがあります。

今回はそのお話です。

 

「頭痛」の漢方的な捉え方として

○ 気の低下・倦怠→「気虚」

○ 情動調整の失調→「気うつ、気逆」

○ 血の不足→「血虚」

○ 血の流れが悪い→「お血」

○ 水分調整の失調→「水毒」

 

気血水それぞれの不調が「頭痛」原因の一つとして認識すべきもの

として考えなくてはなりません。

 

1)五苓散(ゴレイサン)

  なんといっても「頭痛」と来たら「水毒」です。

  口渇があり、めまい、嘔吐しやすい、浮腫みが強い、下痢しやすい

  白く湿った舌苔、歯痕舌(舌に歯形が残る)

  天気や気圧の変動で増悪しやすいはキーワードです。 メディカルだよ。体調だよ。めまい のデコメ絵文字

 

2)呉茱萸湯(ゴシュユトウ)

  手足が冷える虚弱な方で、嘔吐を伴う頭痛などがキーワードです。  冬 のデコメ絵文字

  吃逆(しゃっくり)にも効果があります。

 

3)釣籐散(チョウトウサン)

  胃腸虚弱な方の頭痛、めまい、耳鳴り、不安・不眠に効果があります。

  高血圧の方の頭痛(特に早朝の頭痛、日内血圧変動が大きい方)

  後頭部の鈍痛、帽子をかぶっているような頭重感などがキーワードです。 園だよ。帽子 のデコメ絵文字

 

4)川芎茶調散(センキュウチャチョウサン)

  感冒の初期にみられる頭痛に使用されます。

  五苓散や呉茱萸湯、釣籐散で効果ない例に試してみるといいかもしれません。

 

いずれの処方も

切れ味としては西洋医学の薬にはかなわないかもしれませんが

以外と著効する例を経験しているのです。

 

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