院長ブログ

注目される がん治療の今日

2018年4月13日

 
 
これ凄いです。
 
これまで「がん」というのは、遺伝子変異によって制御されないがん細胞があり、それが増殖したり、転移したりすることで体内に拡がっていくと思われていました。
 
しかし、がん研究が進み、がん細胞の中に、「循環腫瘍細胞(CTC:Circulating Tumor Cell)」と「循環幹細胞:(CSC:Circulating Stem Cell)」というものが存在することがわかったのです。
 
 
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そして、このCTSとCSCが血中をめぐり、他の部位や臓器に転移したり、細胞増殖したりして完治したと思っていた病状を再発させていることが判明しました。これにより、これらの循環腫瘍細胞と向き合わないと、たとえ切除したとしても、転移や再発の可能性が残ります。
しかも、転移・再発後の治療は、最初の摘出術よりも遥かに難題で、エネルギーを要します。
 
 
 
 
①循環腫瘍細胞(CTC:Circulating Tumor Cell)とは?
  初期のがんから遊離したもので、血流に入り循環することで
  離れた器官にがんを広げていきます。
 
②循環幹細胞(CSC:Circulating Stem Cell)とは?
  がんの子供みたいなものです。これが再発・転移の大元で
  CTCの多くは、このCSCを有しています。
 
 
 
 
では、なぜがん細胞は手強いのでしょうか
 
・増殖するため、正常細胞より成長のスピードが早い
・人の臓器に侵食・浸透していき。転移を活性化する
・人の免疫細胞を惑わせ、免疫による攻撃を回避する
・自分自身を不死化するように遺伝変化する
・自分自身の細胞死(アポトーシス)に抵抗する能力がある
・血管を新生して、人から栄養を奪い、人を栄養失調にする
・生き残り、生長のための経路が豊富である
 
からです。
 
現在行われている抗がん剤による化学療法の奏効率は、5%~7.5%と目を覆いたくなるような数字で、副作用ばかりが目立ってしまっています。
 
 
 
 
検査から
 
①がんCTC,CSCに最も殺傷能力のあった「抗がん剤」を選択し
②最も効果のある「分子標的治療薬」を選択し
③「放射線療法」、「温熱療法」が効果あるかの可否を検討し
④身体に優しい抗がん作用のある「天然ハーブ」の効果判定も行います。
⑤患者さんの状態によって、抗がん剤治療に耐えられない状態の場合には天然ハーブで体調の改善を図ります。
 
①〜③を選択しないという選択肢も もちろんあります。
 
 
また、CTC、CSCから、個人個人の異なるがんの性格、病態の実態、予後の予測出来ます。
 
・がんの体内での浸潤能力の強さ
・がんが不死化しているか
・強力な転移能力があるか
・代謝のスピードを上げて、増殖能力が強いのか
・人の血管にパイプを伸ばして栄養を摂る能力が強いのか
 
など、このような顔つきの悪いがんの要因が判明すると、検査結果に基づき、悪い遺伝子発現を抑制する「アンチセンス治療」という患者さんごとに組成の違うオーダーメードがん治療も受けることが出来ます。この治療は、火事の火元を消す試みです。
 
 
 
 
 
 
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 ・CTCの濃度
・このがんがどれだけ治療に抵抗性を示すのか
・転移、血管新生のリスクはどうか
・増殖に関連したマーカーはあるのか
・放射線療法、温熱療法の適応はあるのか
 
 
 
 
 
 
 
 
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 どの抗がん剤が効果を示すのか
 
 
 
 
 
 
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GST上がっているこの場合、15%はがんが早く抗がん剤を解毒してしまうことを示しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
がんは糖質制限するほうがいいのか、しないほうがいいのか
 
がんは噛じるから、切るから、広がる。だから手術はしないほうがいいのか、それともガンそのものは減量し、散らばってしまったCTC,CSCなどの微小細胞を最も殺傷能力のあった治療で根治するほうがいいのか
 
放射線療法、温熱療法をするほうがいいのか、しないほうがいいのか。。。
 
 
 
 
 
 
 
僕は「個体差」で変えるべきだと思っています。
 
その個体差を教えてくれるのが、「がん幹細胞検査」です。
 
現在、凄いことが、がん患者さんにおこなわれているんです。この検査は決して新しいものではなく、ヨーロッパでは1997年から始まっています。もちろん海外でも自費治療になります。
 
 
 
 
 
 
 がんは賢く、がんになると治療は厳しく、根治が簡単にはいかないことも知られています。しかし、がんと上手に付き合い、共存していくことは出来ます。
 
がん治療は日々進化を遂げています。これらを最大限に活用し、自分にあった治療を探すことが重要です。
 
がん治療が上手くいかないと諦めるのではなく、何が自分にあうのかを調べるためにも、自分の体内にあるがんは、どのようなメカニズムで生存しているのか、どの抗がん剤が、どの分子標的治療薬が、どの天然成分が効果があるのかを検証できる時代なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、がんが怖くない時代も、もうやって来ているのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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がんが治るって、本当か?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 おしまい。
 
 
 
 
 
 
 
 

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