院長ブログ

アスタキサンチンの抗酸化力

2018年5月12日

 

アスタキサンチンは、β-カロチンと同じカロテノイドの一種で、エビ、カニなどの甲殻類、サケ、タイなどの魚類などの赤橙色の色素です。

 

なぜ、サケの身は赤い?

サケは産卵のために川を登ります。過酷な旅には沢山のエネルギーが必要ですが、同時に活性酸素も発生します。活性酸素が過剰に発生すると途中で力尽き、目的を達成することはできません。そこで、彼らは筋肉に強力な抗酸化作用があるアスタキサンチンを十分にため込こんで、活性酸素を消去することで目的地にたどり着くことができるのです。

サケは本来は白身の魚で、赤い身の色はアスタキサンチンだったのです。

 

紫外線から身を守るアスタキサンチン

目的地に到達したサケは、筋肉に蓄えていたアスタキサンチンを今度は卵(イクラ)に移します。さんさんと紫外線が降り注ぐ浅瀬に産み落とされる卵を、遺伝子障害や脂質の酸化から守るためです。

また、タイは体表、エビやカニは殻にアスタキサンチンを蓄積しています。これも、紫外線から身を守るためで、アスタキサンチンは、生体内防御物質として働いていると考えられています。

 

アスタキサンチンの抗酸化力

一重項酸素という活性酸素に対する抗酸化力は、ビタミンCの6000倍、コエンザイムQ10の800倍、また脂質の酸化に対する抗酸化力は、ビタミンEの1000倍と言われています。

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このようなアスタキサンチンの優れた抗酸化力は、紫外線、喫煙などの酸化ストレスや、精神的ストレス、トライアスロンなどの激しい筋ストレス、そして悪い生活習慣など、活性酸素が非常に多く発生する環境に生きる私達の生活にとって欠かせない味方であると言えます。

 

生体膜の表面と内側で活躍

わたしたちの身体の中で最も外からの攻撃を受けやすいのは、そのほとんどが酸化されやすい脂肪でできている生体膜です。生体膜は「リン脂質二重層」といい、親水性(水と仲のいい)の外膜と、疎水性(水と仲の悪い)内膜が存在します。膜の外側にしか存在できない親水性のビタミンC、膜の内側にしか存在できない疎水性のβカロテンやビタミンEと違い、リン脂質二重構造を縦に貫通する形で存在し、細胞膜全体に位置することで、活性酸素をしっかりと捕えることが可能です。

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その他のアスタキサンチンの優れた特徴

・アスタキサンチンは、エネルギー産生工場である(働けば働くほど活性酸素を発生する)ミトコンドリアの機能を守ります。

・アスタキサンチンは、DNAを酸化ストレスから守ります。

・アスタキサンチンは、強力な抗酸化剤ゆえの、副作用の一つであるプロオキシダント(強い抗酸化作用が高じて逆に酸化作用を持ってしまう)になりにくい特徴があります。

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・アスタキサンチンは、生活習慣病やがんなどの、あらゆる疾病の大元と言われる「慢性炎症」を抑える抗炎症作用があることがわかっています。

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私達のからだは、一つの抗酸化物質だけでなく、カタラーゼ、SOD、ビタミンCやEなど、様々な抗酸化物質のネットワークによって守られています。アスタキサンチンの摂取によって、これらの抗酸化物質が増強されている事がわかっています。

アスタキサンチンは現代社会を生きる私達にとって、低下した抗酸化システムやネットワークを復興してくれる力強い味方なのです。

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サケは、生まれた時からイクラにアスタキサンチンを託すことを使命に生きている

って何か凄く、ドラマチック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんはすごいんですねぇ〜〜。

 

 

 

 

ハイ〜〜〜〜⤴︎。

 

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おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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