院長ブログ

糖尿病ってどういう病気?

2018年10月10日

 

遺伝的にインスリンが分泌されない1型糖尿病を除いた、生活習慣の乱れによって生じる、2型糖尿病(いわゆるみなさんが言うところの糖尿病)ってどんな病気でしょうか?

 

・糖が尿に出る病気?

・血糖値が上がる病気?

・膵臓からインスリンが出なくなる病気?

 

全て正解です。

 

そうしたら、どういった治療をすればいいのでしょうか?

 

・糖が尿に出ないようにすればいい?

・血糖値を下げればいい?

・膵臓からインスリンが出せばいい?

 

これは、違います。

 

なぜ、2型糖尿病(以下、糖尿病)になったのか、根本的原因を改善しなければ糖尿病は治りません。

 

 

 

 

 

 

 

糖尿病の根本的原因とは?

 

1)膵臓ラ氏島β細胞からのインスリン分泌低下

2)インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなること)に基づく全身の糖質、タンパク質、脂質の代謝異常です。

 

つまり、根本原因治療は、血糖を下げる薬ではなく

 

1)膵臓の細胞の保護

2)インスリン抵抗性の改善です。

 

 

 

 

 

 

 

下に面白い図があります。

 

 

 

 

 

 

 

最近の健康ブームで、摂取エネルギーは変わっていないのに、脂肪摂取量と車の販売台数はうなぎ昇りです。

 

ご飯の摂取量は?

 

 

 

どんどん減っています。

 

これが、根本的原因です。

運動不足と、脂肪摂取です。

 

適切な指導の欠如で、過去50年間で患者数50倍に増えているのです。

 

 

 

 

 

様々な原因で弱ってしまった膵臓はどうしようもありません。これ以上負担をかけない食生活を、膵臓にダメージを与えるような薬剤を取らないようにするしかありません。

 

だから、インスリン抵抗性が生まれないようにすることが、糖尿病にならない第一の近道です。

 

 

 

 

 

 

では、インスリン抵抗性はどうやって生まれるのでしょうか?

 

それは、高脂肪食の摂取です。

特に動物性脂肪である飽和脂肪酸(特に長鎖脂肪酸)の摂取です。もちろん、不飽和脂肪酸(ω6、ω9)の取りすぎでも生まれますが、EPA、DHA、亜麻仁油などのω3系脂肪酸はインスリン抵抗性を改善することが立証されています。

 

 

よって、糖尿病の根本的治療は

 

1)摂取脂肪レベルを減少させ体脂肪を抑えること

高脂肪食の摂取により肥満が発症し、それによって脂肪組織や筋肉での糖の取り込みが低下するため。

2)摂取する脂肪の質を変えること

飽和脂肪酸(特に長鎖脂肪酸)、リノール酸(ω6系)はインスリン抵抗性を来しやすい。魚油(ω3系)はインスリン抵抗性の発症が改善される。

 

脂肪摂取を控え、摂取するなら取る油の種類を考えなければ、インスリン抵抗性は改善できません。そして、適度の運動をすることが、現在実行可能な糖尿病の改善方法なんです。

 

もちろん、甘いもの(砂糖、人工甘味料、炭水化物など)の食べ過ぎがダメなことは言うまでもありません。しかし、それだけを気にしていても、糖尿病の発症は抑えられないわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼウシくん、糖尿病注意よ。

 

 

 

 

でも、肉は美味いよね〜〜。

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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