院長ブログ

高コレステロール血症

2020年1月18日

 

秋から続いていた区の検診の結果説明も一息ついています。

そのとき、必〜ず患者さんから聞かれるのが

「高脂血症って、どういう食事をしたらいいんでしょうか?」です。

 

アメリカで、2015年にコレステロールの上限値が撤廃されてから

日本でもあまり「下げろ!下げろ!」と騒がれなくなりました。

 

コレステロールはカラダにとって

胆汁酸、ホルモン、脂溶性ビタミン、CoQ10などの原料になる

大事な栄養素です。

 

下げた方がいいんでしょうか?

高くてもほっといていいでしょうか?

 

私はどっちも違うと考えてます。

 

 

 

 

高コレステロール血症のデメリットとして

 

1)75歳以上である

2)高血圧がある

3)脳梗塞、脳出血の既往がある

4)糖尿病がある

5)心・血管イベントの既往がある

 

などのリスクファクターがある場合

 

また

酸化されたLDLや超悪玉なんて言われる「sd-LDL」などが悪さをしますので

LDL値170~190mg/dlを目安に下げにいきますが

正常値の140以下なんて考えてません。

 

問題は、原因となっている『なぜ高くなっているのか?』です。

 

高LDL血症の原因は何なんでしょうか?

 

 

 

家族性(遺伝性)高LDL血症

結構いらっしゃいます。この場合はお薬で下げないと上記のような合併症引き起こす可能性があります。

 

コレステロールが余っているのに使えていない

高値なのには、使えていない原因があるはずです。

 

疲れやすくないですか?→CoQ10足りてない→つまりミトコンドリア機能低下している

肌荒れ大丈夫ですか?→細胞膜の原料足りてない

脂っこいのが苦手じゃないですか?→胆汁酸が足りてない

風邪ひきやすくなってないですか?→免疫力低下→つまりビタミンD足りてない

 

以上の様な症状あれば、コレステロールが使えるようにCoQ10やビタミンD投与してみるのも手です。

 

また

更年期を過ぎている

甲状腺機能が低下している

エストロゲン、甲状腺ホルモンは肝臓のコレステロール受容体をコントロールしているため、それぞれのホルモン低下はコレステロール値を上昇させます。

最近は、検診などでは指摘されない潜在性の甲状腺機能低下症も指摘されるようになりましたし、甲状腺検査は高コレステロール血症の患者さんに必ずする検査ではありません。

一度Dr.に尋ねてみるといいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

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