院長ブログ

アトピー性皮膚炎を改善する栄養と食事とは?分子栄養学的アプローチ②

2022年11月21日

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この記事では、アトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチについて、質問形式で答えていきます。

 

動画で解説を聞きたい方はコチラ▼

『アトピー性皮膚炎を改善する栄養と食事とは?分子栄養学的アプローチ②』

 

 

体の中から見直して、薬に頼らず治療するために

Q7

分子栄養学では治療にサプリメントも使うということですが、アトピー性皮膚炎ではどのようなサプリメントが用いられるのですか?

A7

通常、皮膚はコラーゲンという成分でうるおいが保たれていますが、アトピー性皮膚炎になると、このコラーゲンが失われてしまいます。このコラーゲンの生成を助けるのが、タンパク質、ビタミンC、鉄なので、これらの栄養素を積極的に摂る必要があります。

Q8

タンパク質を摂取するには、プロテインを飲めばいいのですか?

A8

アトピー性皮膚炎の人は腸内環境が良くないので、タンパク質を吸収するのが苦手です。そのため、プロテインを飲んでもタンパク質の数値が上がらないことが多いのです。その場合は、ボーンブロスやチキンスープ、あごだし、かつおだしなどのスープを活用し、より体に吸収しやすいアミノ酸の形でタンパク質を摂取することをお勧めします。

Q9

ほかに、ぜひ摂取したい栄養素はありますか?

A9

アトピー性皮膚炎の治療で不可欠な栄養素は、亜鉛とビタミンAです。亜鉛は新しい細胞が生まれる時に必要な栄養素であり、また、ビタミンAは皮膚の一番上にある上皮を健康に保つために大切です。

ほかにも、免疫機能を活性させて炎症を和らげるビタミンDや、炎症を抑制する作用を持つオメガ3脂肪酸も大切。これらの栄養素を積極的に取り、体のなかからアトピー性皮膚炎の症状が出にくい状態へ変えていくことが、分子栄養学の目指すところです。

Q10

最後にメッセージをお願いします。

A10

アトピー性皮膚炎に限った話ではありませんが、病気を治療する上で何よりも大切なのは、睡眠不足、運動不足、ストレス、血糖値の乱高下、炎症を解決すること。まずはそれらを解決してからサプリメントで不足している栄養素を補うのが正しい方法です。栄養素が不足しているといっても、単純に摂取量が不足しているのか、吸収するのが苦手なのか、摂取してもきちんと使われていないのかなど、状況はさまざま。分子栄養学によるアトピー性皮膚炎の治療を考える場合は、信頼のおける医師を受診し、しっかり血液検査とカウンセリングをしてもらい、対処法を追求することをお勧めします。完治が難しいとされるアトピー性皮膚炎ですが、コツコツと治療を継続することで、少しずつ症状が改善されていくこともあります。食べ物やサプリメントによる治療は一般に時間がかかるとされていますが、内臓などに対する負荷も少なく、体にやさしい治療といえます。ぜひあきらめず、根気よく続けていきたいですね。

 

お役に立てましたか?

以上、前回に続きアトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチを解説させていただきましたが、いかがでしたか?

あなたの参考になれば幸いです。

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