自分のカラダを知ることが
治療への第一歩となります。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に見られる皮膚の炎症を伴う病気です。

主な治療法は、ステロイド外用薬を皮膚に塗布して炎症を抑えたり、抗ヒスタミン薬を内服して痒みを抑えるなど、あくまで症状を一時的に緩和させる「対症療法」しかないと言われています。

そのためアトピー性皮膚炎に悩む多くの患者様は、普段からスキンケアを気をつけたり、食事や運動の生活習慣を見直すなど、様々な体質改善を試されていると思います。

アトピー性皮膚炎と腸内環境

アトピー性皮膚炎は、腸内環境が大きく関係していると考えられています。

腸内環境が悪化すると、小腸壁の細胞と細胞の間に分子レベルの隙間ができ、本来小腸壁を通過できない異物(菌・ウィルス・アレルギー物質など)がすり抜けて、血管内や体内に漏れ出してしまいます。そして体の免疫機能が異常反応を示し、アレルギー症状(アトピー性皮膚炎・花粉症など)を発生させると考えられています。これをリーキーガット症候群といいます。

アトピー性皮膚炎は、根本から完全に治すことは難しいと言われていますが、「ヒトのカラダは食べ物でできている」という観点から、自分のカラダにあう食べ物やあわない食べ物、腸内環境は整っているか、栄養素(ミネラル・ビタミンなど)の不足や摂取のしすぎなど、自分のカラダを知ることが治療の第一歩となります。

アトピー性皮膚炎の検査

当院では、分子栄養学的観点からアトピーの治療を進めていくため以下の様な検査を実施しています。

オリゴスキャンという検査機器を使い、体内ミネラルと体内蓄積有害重金属を調べます。
ミネラルは、正常な生命活動を維持するための酵素活性に欠かすことのできないものであり、重金属は腸内環境を乱し、リーキーガットを引き起こします。

採血をして身体の栄養状態と必要なミネラルやビタミンを調べます。

一般的なアレルギー検査をしてもすべて陰性で原因が分からない場合、採血をしてIgG抗体を調べる遅延型フードアレルギーの検査をおススメしています。

尿から腸内細菌が生成する「有機酸」を調べることで、腸内環境や、ミトコンドリアの機能、解毒能などを調べます。

アトピー性皮膚炎の治療

当院では、アトピー性皮膚炎を栄養療法で治療して行きますが、治療をはじめて1ヶ月程経つ頃に一度ひどく悪化する時期がおとずれます。これは好転反応と言って、皮膚細胞が新しく生まれ変わるときに必ず起こる自然現象ですが、2~4週間程つづくためとても辛い時期でもあります。

栄養療法治療に加え、当院で実施している放射線ホルミシス療法(ラドン吸入療法)は、この辛い時期を短縮することができ、皮膚のターンオーバー効果を実感する患者様も多くいらっしゃいます。

放射線ホルミシス療法(ラドン吸入療法)とは

「ある物質を高濃度であるいは大量に用いると害をもたらすが、有害にならない程度の濃度あるいは量を用いると、有益な作用をもたらすこと」をホルミシス(ホルモンの様である)といいます。

放射線も同様で低線量のラドンガスを吸入することで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の改善のほか、免疫力の活性化、抗酸化作用の増加、疼痛の軽減、抗炎症作用、自律神経系の調整など、様々な効果が期待でき、すでに多くの治療実績が報告されています。

秋田県の玉川温泉、鳥取県の三朝温泉はラドン(ラジウム)温泉で、難病治療やがん治療を目的に多くの患者様が訪れることで有名です。ラドン含まれる微量の放射線が、体内で有益な作用をもたらしていると考えられています。

放射線ホルミシス療法の効果
放射線に関する考え方の違い

放射線ホルミシス療法(ラドン吸入療法)

30分 6,600円(税込み)
60分 11,000円(税込み)

※60分以降は30分毎5,500円(税込み)追加
※保険適用外(自費診察・検査)

健康維持・健康増進・美容効果には30分~1時間を週に1~2回、難病・重篤な病気の場合は1時間以上を週に2~3回継続することをおススメします。

アトピー性皮膚炎にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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