①腸内環境は乱れていないか?
医学の祖、ヒポクラテス(460〜370 B.C.)の
「All disease begins in the gut」(すべての病気は腸から始まる)という有名な言葉があります。
有機酸検査は、主に腸内細菌が出す「有機酸」を調べることで
- 1)腸内環境の乱れや
- 2)細胞のエネルギー産生工場である「ミトコンドリア」の機能
- 3)神経伝達物質や
- 4)体内の解毒機能など
一般的な検査ではわからないような検査結果から、その人の体調不良の原因を探ることができます。
腸内環境を見ることができる尿検査です。
人は色々なものを食べ、身体の中でそれらの物質を代謝します。
有機酸とは、代謝の過程で使われる化合物であり、腸内環境の改善やエネルギー生産、細胞の維持・修復に携わっています。
代謝された有機酸のごく一部は体の外に尿として排泄されます。
有機酸検査は、この代謝された有機酸の種類と量を測ります。
検査では、以下のような状態に陥っていた場合に、通常では見られない有機酸が検出されます。
- ・ビタミンやミネラルの欠乏
- ・代謝不全
- ・酵素機能不全
- ・腸壁の損傷
- ・免疫機能の低下による胃腸内の酵母菌やバクテリアの過剰繁殖
- ・環境毒素への曝露
- ・炭水化物の過剰摂取
尿中の75項目の代謝物マーカーを測定することで、体内で起こっている細胞レベルの微小な異変・身体の機能・栄養素の状態を調べることができます。
- 症状
-
- ・下痢、便秘
- ・慢性疲労
- ・消化不良
- ・偏食
(無性に甘い物を欲しがる、など) - ・手足の冷え
- ・エネルギー不足
- ・アレルギー
- ・動悸、不整脈
- ・不安感、イライラ感
- ・記憶障害
- ・睡眠障害
- ・幻覚、妄想
- ・聴覚過敏
- ・関節痛 など
- 疾患
-
- ・発達障害
(自閉症スペクトラム、ADHDなど) - ・うつ病
- ・慢性疲労症候群
- ・神経症
(不安障害、強迫性障害など) - ・低血糖症
- ・甲状腺機能低下症
- ・過敏性腸症候群
- ・炎症性腸疾患
(潰瘍性大腸炎、クローン病) - ・リーキーガット症候群
- ・膠原病子宮内膜症
- ・チック障害 など
- ・発達障害
初診料 | 5,000円 |
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再診料 | 4,000円 |
検査費用 | 30,000円 |
※30分ごとに2,000円
※料金は全て税抜です
※保険適用外(自費診察・検査)
①初診
カウンセリングを行います。検査についての流れなどはこのときに詳しくお伝えします。
②検査当日(ご自宅)
朝一番の尿を採取し、ご自宅から冷凍のまま検査センターに送ります。
③再診
検査結果は約4週間後にでるので、その頃に再度受診していただきます。検査結果について詳しくご説明いたします。
・女性の方は、生理中の尿の採取は避けてください。
数値が正確に反映されません。
・サンプルが薄まるのを避けるために、前日の午後9時以降は水分を摂取しすぎないようお気をつけください。
尿の色は黄色く(濃い色で)なければ検査はできません。
・以下の食品類は検査24時間前から接種を中止してください。
りんご、なし、ぶどう、グランベリー
アラビノガラクタン→増粘剤などの食品添加物で「AG」との表記もある
エナセチア→日本名ムラサキバレンギク。ハーブティーなどに含まれていたりする
D-リボース→エナジー系のドリンクに含まれることが多い
霊芝→キノコの一種で、ダイエット系サプリに含まれることが多い