みなさん、こんにちは。
院長の寺田です。
最終回はこの本における私の思いをお話ししたいと思います。
高血圧、糖尿病、痛みで悩む患者さんに、降圧薬を出し、血糖を下げ、痛みをとる薬を出すのではなく、なんで血圧が高く、なんで血糖が上がり、なんで痛みが出るのかを考える分子栄養学は、私の考える理想の学問であり、医療です。
自分のカラダは自分で守れるのです。
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2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから, わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となった、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は我々の生活を一変させました。
そこから改めて予防医療の大切さを、自分のカラダは自分で守らなくてはいけないという考え方を、再認識された方は多いと思います。
ジャンクフードは良くない、スナック菓子は良くないことはわかっている。でも、どういった食生活をしていったらいいわからない。自分はもうそれほど若くないし、これから先病気にはなりたくないけど、どうすればいいのか検討がつかない、といった方々が大半だと思います。
自分のカラダは自分で守れます。
高血圧、糖尿病、痛みで悩む患者さんに、降圧薬を出し、血糖を下げ、痛みをとる薬を出すのではなく、なんで血圧が高く、なんで血糖が上がり、なんで痛みが出るのかを考える分子栄養学は私の考える理想の学問であり、医療です。「代替医療はニセ医療」と言う心ない方もいらっしゃいます。もちろん、私は現代医療を否定しているわけではありませんし、今は、現代医療+代替医療=統合医療を軸に、日々診療にあたっています。
笑われるかもしれませんが、私には77億人を笑顔にするというVisionを叶えるためのMission ,Value を立てています。私のVision、それは現代医療だけでは叶えることができない、統合医療こそがなし得ることなのではないか、と真剣に考えています。
そのためにはまず、日本を元気にしなくてはいけません。
私はトライアスロンをやっており、毎年IRONMAN レースに参加するため海外を転戦中です。自身のアイデンティティでもあるIRONMANを通じて、アスリートとのアライアンスも検討しています。それは、分子栄養学を用いた健康管理です。
コロナで延期にはなりましたが、金メダルラッシュに日本中が沸きにわいた「東京オリンピック 2020」。
私は考えます。分子栄養学で、日本の金メダルを倍にできないか?
また、若くして引退を余儀なくされるアスリートの選手寿命も伸ばすことができないか?
どうですか?
考えただけでもワクワクしませんか?
私のVision、Mission、Valueは
Vision:人々が笑顔になる社会を作るために
Mission:提供できうる、最良、最善、最高の「誠意」「熱意」
そして、「医療」を患者様に届けること
Value:そのためには、誠実で正直であること、仲間を大切にし、信頼を深めることです。
最後に、私が皆さんに伝えたいことは、この3つです。
- 食事を変えてください
- そうすれば生活習慣が変わります
- そうすれば思考が変わります
そうするとその先に、「笑顔」が見えてきますから。