ファスティングを終了。
準備期、ファスティング期、復食期と進めていきました。
1) 準備期(3日)
あまり神経質な食事内容ではありませんが、やはりあまり脂っこいもの
塩辛いものは避けました。白米は発芽玄米にしました。
いわゆる「マゴワヤサシイ」を中心とした食事です。
「マ」豆類・納豆・豆腐・味噌など
「ゴ」ゴマ、ナッツなどの種実類
「ワ」ワカメ。昆布などの海藻類
「ヤ」野菜
「サ」魚
「シ」シイタケ・エノキなどのキノコ類
「イ」ジャガイモ・サツマイモなどのイモ類
飲酒はしていましたが、いつもの量の1/3ぐらいに抑えています。
2) ファスティング期(3日)
毎日同じ内容です。
酵素ドリンクを朝、昼、夕、就寝前に各60ml、1日240ml。
水は1日に2 L は飲みます。
注意事項として
○ コーヒーや紅茶、緑茶などカフェイン入りのお茶は飲まない。
○ 清涼飲料水は飲まない。
○ 飲酒は厳禁。
○ ガムをかんだり、アメをなめたりはしない。
○ レース後のため、朝のスイムも1コース下で泳ぎ、ランはjog程度にしました。
1日目 (74.6kg):準備期での食事制限があったせいか、空腹感はそれほどひどくない。
普段と著変なく経過。飲酒できないのが辛い(笑)。
2日目 (72.5kg):朝から空腹感強く、それが原因か胃が痛い。
しかし、ともに我慢できないほどではない。
昼からひどい水様便。水分取り過ぎ?
辛かったのが眠気。
仕事中は問題ないが、何もしない時にはスーッと寝落ちしてしまう。低血糖か?
3日目 (71.5kg):便は元に戻る。胃の痛みも消失。
イライラが目立つようになる。
空腹感は我慢できるが
写真を見たり、臭いをかんだりすると、猛烈に食べたくなる。
眠気が辛い。
しかし、最終日なので、明日から食事がとれることを唯一の希望に頑張る。
3) 復食期(3日)
朝の重湯は、今まで食べた食事の中で1,2位を争うものである(笑)。美味すぎた。
味覚はもちろんだが、嗅覚が鋭くなっているような感じがする。
いつも暑い暑いが口癖だが、この時の自分はそれほど暑さを感じなくなっている。
復食期に入ってから2日間便が出なかった。
食事は
1日目朝 重湯、昼 お粥(味付けは塩のみ)夕 お粥+具なしの味噌汁
2日目朝 お粥+具なしの味噌汁、昼 お粥+具なしの味噌汁、夕お粥(味付け本だし)+野菜煮物
3日目朝 発芽玄米ご飯+煮物+ぬか漬け、昼、夕は 発芽玄米ご飯+煮物+焼き魚
体重は復食期に入ってからも減り続け、最終的には74.6kg→70.6kgまで減量しました。
総括としては
1)味覚、嗅覚が鋭くなりました。
2)体重が4kg減りました。(現在1kgリバウンド)
3)眠気に耐えるのが辛かった。
4)イライラすることはありましたが、空腹感は耐えられないほどではありませんでした。
食事の事ばかり考えていたのは事実です。
それは食べたい、辛いとかではなく
食べ物のありがたみや、食べ物に対する考え方が変わったのが大きい収穫です。
3日間しかファスティングしておらず、偉そうなことは言えませんが
できれば定期的に、そして今度はもう少し長期間も挑戦してみたいと思います。
結果的には減量になっていますが、目的はそこではありません。
ファスティングで腸を休ませる事で、体内を解毒&浄化するのです。
◎ 内臓を休ませる事で、消化よりも代謝にエネルギーを使えるようになります。
そして、白血球が活性化して免疫力がアップします。
◎ 有害物質を解毒してくれる肝臓にとって
食品添加物や化学物質などの取り過ぎは大きな負担です。
ファスティング中は新たな有害物質が入ってきませんので
解毒に専念でき、肝臓の働きが改善されます。
◎ 体内に入り込んできた有害物質は、脂肪に蓄積しやすいので
脂肪を燃焼させることでデトックス効果が期待できます。
◎ 腸に残留していた老廃物も排出されて、腸内環境が整います。
カリギュラ効果というものがあります。
ダチョウ倶楽部のように
「押すな、押すなよ!」と言われると押したくなる
鶴の恩返しのように
「お爺さん、お婆さん、絶対にこの戸を開けないでください」といわれると開けたくなる。
これがカリギュラ効果です。
ラーメン駄目、ステーキ駄目と言われると食べたくなるんです。
仙人のような生活をするつもりは毛頭ありません。
食べたきゃ食べます。
でも、ラーメンを目の前にして一度考えるんです。
(これは僕の体に本当に必要なのか?)を。
食欲がないという患者さんがいらっしゃった時に
ラーメンやステーキを食べられるのが健康な体なのでしょうか?
体が本当に欲しているものだけを食べる。
それが結果的に健康に結びつくんだと思います。
おしまい。