五行論でもう一つ重要なのが「五行色体表」です。
人間の身体は、五臓や六腑、五華、五主、五液… などに細かく分類されています。
「火」を見ると、対応する五臓は「心」であり、六腑では「小腸」となります。
「心」に問題があると、病気が現れるのが「舌」、病んだときには「汗」の量が増え、変調時の体臭は「焦」(焦げ臭い)など、「火」の要素は全て関連していて、木・火・土・金・水のそれぞれの属するグループは、何らかの関連性があるのです。
このような関連性を利用し、診断や治療方法の手段として使えるわけです。
例えば、“髪に異変”があった場合、神は「水」のグループに属しているので、原因は「腎」や「膀胱」のグループに属しているので、腎や膀胱の機能低下が疑われ、同じグループの「耳」や「骨」にも症状を併発している可能性を疑わせるわけです。
面白いですよね。
このように、五行色体表は、効果的な治療法を推察するための、有益な手段となるのです。
「肝」酒飲み過ぎると
「筋」トレーニングの疲労が取れず
「握」(筋の緊張から)腰を痛め
ちょっとしたことに「怒」(イライラ)し
「語」(いいか、お前、ベラベラしゃべんなよ)と釘をさされた後
娘には「臊」(お父さん、加齢臭ヤバイ!)と言われたんで
「韮」(レバニラ)食って、対策とるも
今度は(口臭い!息すんな!!!)と言われるのだろうか…。
おしまい。