皆生トライアスロン出場してきました。
昨年は、波の影響でスイムが中止になり
run-buke-runのデュアスロンになり残念でしたが
今回は正真正銘の皆生トライアスロンです。
皆生と言えば日本でのトライアスロン発祥の地。
日本でのロングディスタンスの大会は
宮古島、長崎五島、佐渡、そしてこの皆生と4つしかありません。
大変歴史ある大会で
swim 3.0km、bike 145km、run 42.195km。
暑さ、コースとも鉄人の名にふさわしいタフな大会として有名です。
朝、7:00の時報と同時に一斉に850人がswim startします。
抑え気味、100m 2分で行くと決めていました。
さほど大変なバトルはなく進み、きっかり1時間でswim up (お見事!)。
さあ、問題のbikeです。
ここのコースはアップダウンがきつく
突っ込みすぎると、runでとんでもないことが起きるのはわかっていましたので
とにかく始めからわかっていた40km地点の檄坂には注意
と自分に言い聞かせ
進めていきましたが、その後のコースも思った以上にハードで
100km過ぎたあたりから
(あれ?足が、足が…。)
最後のrunにはいった時
昨年の
(あ~あとフルマラソンで終わりだ~)
と言う気持ちはなく、2kmを過ぎた頃には
(もうダメだ…。リタイヤか…?….。)
という気持ちしかありませんでした。
両足の裏の皮はべろべろ。
頭から水をかけて貰い、気合いを入れ直すも復活できず
沿道のあたたかい声援にも 顔を上げることも、ありがとうの一言も言えず
ただ ただ 下を向いて足を出していくだけでした。
折り返しまでは
「行ってらっしゃい」
折り返してからは
「お帰りなさい、お帰りなさい…」
と。
情けなくて、泣きそうになりました。
でも、ゴールの東山競技場の明かりが確認出来るようになると
他の選手の方々のゴールアナウンスが少しづつ聞こえ始めると
もう後はなんだかわからないけど
火事場の何とかです。
競技場の中に入ると
どこにそんな力があったんだ?
ダッーーーシュ!
ゴーーール!!! 12時間16分。
ゴールして宿に帰ると
もう二度とやるまいと、走りながら考えていたのですが
何なんですかね?
来年の戦略を考えてました。