例えば
” 胃の不調 ” を主訴に来院される患者さんに
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、はたまた胃がんが見つかる確率は1%ないと思います。
99%は、”なんとなく胃の調子が悪い”という方がほとんどです。
胃カメラやっても異常が見つからないのに、なんとなく不調なんです。
嘘なら病院に来ません。
他にも
なんとなくダルい
なんとなく気持ち悪い
なんとなく気分がすぐれない
なんとなく。。。
そこには栄養バランスの乱れが、根本原因であることが本当に多いです。
あの人が飲んでるから、私もこのサプリメント
芸能人の何とかさんが勧めていたから、私もこのサプリメント
やっぱり、糖質制限して、高タンパク食に、いい油を摂ってがベストだよ。
いやいや、やっぱり玄米に穀菜食が日本人には一番だよ。
体調不良の原因、その人にあった食生活、サプリメントは、血液検査からわかります。
西洋医学的な観点からではなく
オーソモレキュラー(分子整合栄養学)の観点から原因をつきとめるのです。
例えば
AST/ALT というのは肝機能を評価する酵素です。
西洋医学的な考えでは
AST/ALT ↑ ならば、ウィルス性肝炎だとか
アルコール性肝機能障害だとか、脂肪肝だとかなりますが
AST/ALT ↓ のときは、 ”異常なし” とされてしまいます。
しかし、オーソモレキュラー的な考えだと
AST↓>ALT↓ (差が2以上):ビタミンB代謝不足(特にB6)
AST>40:心不全、筋肉障害
AST<ALT:脂肪肝、ウィル性肝炎
AST ↑, ALT ↑:ビタミンB消費↑
など、AST, ALTだけで色々な事がわかってきます。
その他、栄養解析検査では血液検査、尿検査含め計80項目以上のデータから
患者さんの不調の原因を検討します。
そして、その人にあった食事指導、サプリメンテーション指導を行います。
自身が選んだ健康法が、全く見当外れだった、という事もあるのです。
一度検査してみることをお勧めします。
ひでぶっ!!!!!!!!
おしまい。