数年前にチョット話題になった話です。
インフルエンザウィルスは、鼻やのどの粘膜の細胞にくっつき進入してくるのですが
粘膜はタンパク質でガードされているため、ウィルスはなかなか侵入することが出来ません。
しかし、口の中に存在する様々な酵素はそのタンパク質を破壊してインフルエンザウィルスの侵入の手助けをしてしまうのです。
酵素は口の中の細菌から作られるため、口の中が汚れて細菌が繁殖すると、インフルエンザウィルスの格好の環境となるのです。
ですから逆に、毎日の歯磨きをしっかりおこなっていれば、インフルエンザの発症も抑えられるという訳なのです。
(余談ですが、寝ている間は唾液の分泌が減少し、口の中が洗い流されないため
起きた直後は何とウンチ10g と 同程度の細菌が口の中にいるそうです。(ウゲ~~!)
朝の歯磨きは重要ですね。)
もちろん歯磨きで口の中を無菌にすることは出来ないし、ウィルスの鼻からの進入もあるわけですから、0%にすることは出来ませんが…。
こんなデータがあります。
杉並区のある小学校で歯磨き促進運動を行ったところ
その小学校では周囲の小学校に比べ、インフルエンザによる学級閉鎖が半分になったそうです。
そういえばウチの家族、毎年全員インフルエンザワクチン接種しているのに、2人の子供はよくかかるな?
子供は免疫力がつきにくいにしても、かかりすぎだぞ。
子供は昼、歯磨きをしないからかな?
お兄ちゃんと妹を比べると、妹の方がかかりやすいぞ??
妹は口が臭いのか??
そんなことは言ってはいけない…. 。