大風邪をひいた時、ヒトはどんなふうになるでしょうか?
だるくなって食欲がなくなり、熱が出ませんか?
「食欲減退」と「発熱」が免疫力を上げるカラダの働きです。
これが「自然治癒力」です。
1)「食欲減退」が免疫力を上げる理由
白血球にはマクロファージという別名「貪食細胞」と言われる免疫細胞がいて
カラダに侵入した細菌、ウィルス、死んだ細胞など食べてやっつけます。
空腹になると血液中の栄養分が少なくなり、必然的に貪食細胞も空腹になり
悪い物を一生懸命に見つけて食べるようになります。
これが空腹になると免疫力が上がる理由です。
2)「発熱」:が免疫力を上げる理由
カラダが強制的に体温を上げて免疫力を上げる働きが「発熱」です。
体温が1℃上昇すると。貪食細胞の食欲が5〜6倍上がり、免疫力も5〜6倍に高まります。
それなのに西洋薬では「食欲減退」には体力を付けさせるために食べることを指導したり
「発熱」に対しては解熱剤を与える。
(もちろん点滴が必要になる時、解熱剤が必要になる時もありますが)
病気の根本の原因は「食べ過ぎ」と「冷え」です。
この二つが免疫力を下げてしまう悪の根源です。
つまり、病気を治そうとするカラダの働きが
「食欲減退」と「発熱」という現象になるのです。
動物が体調を崩した時どういう風にしていますか?
何も食べないで、丸まってじっとしていないでしょうか?
「空腹」にして「カラダを温める」事が最良の健康法である事がわかってるんです。
現在、レース後恒例のファスティングに入っています。
もう慣れたもんで、溜まっていた いらない物が
洗い出されている感じがして、心地よいです。
ヒトは幸せを感じる時、脳からは幸せホルモンの
ドーパミンやセロトニンが出ています。
腸と脳は親戚みたいなもので、腸が嫌うことは脳も嫌います。
ですから、腸が喜ぶことをしてあげれば脳も喜びます。
腸を綺麗にすることは脳をクリアーにすることに繋がります。
サーチュイン遺伝子の時もそうでしたが、少食・空腹を実行すれば
いつまでも心身ともに健やかな毎日を過ごせるようになるのです。。
おしまい