栄養療法 院長ブログ

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回の記事では遅延型フードアレルギー検査について解説します。

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遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となる場合」と「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」の、2つの反応があります。

「食物そのものが原因となる場合」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。

「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

こんな症状があれば、検査の対象です

  1. 疲れが取れない
  2. めまいがする
  3. 気持ちが落ち込んでしょうがない
  4. 頭痛が治らない
  5. 集中力が続かない
  6. 血圧が下がらない
  7. 下痢と便秘を繰り返す
  8. 肩こりがよくならない

 

これらの症状はありませんか?

さまざまな症状がなかなか改善されない場合、遅延型フードアレルギーが原因になっている可能性があります。

遅延型フードアレルギーは、原因となる食物を摂取して、数時間~数日後に症状が現れます。すぐに症状が現れずゆっくり反応するので、気づきにくいのが特徴です。症状は、頭痛・腹痛・肌トラブル・耳鳴り・不眠などさまざまで、一般的にアレルギー症状と認識されていないものも多く含まれます。また、複数の症状が同時に発生することもあります。

特定の食物を食べると数分~数十分後に、蕁麻疹や痒み、腹痛、呼吸困難などのアレルギー症状を引き起こす、一般的に行われる保険適用の『即時型フードアレルギー検査』と異なり、

自費診療となる、『遅延型フードアレルギー』は、特定の食物を食べてから症状が出るまでの時間が数時間~数日後と遅く、症状も多彩であるため、その症状が食物によるアレルギーであると気付きにくいのが特徴です。

何度検査をしてもすべて陰性で原因のわからない方は、IgG抗体を調べる遅延型フードアレルギーの検査をお勧め致します。

遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となるパターン」と「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」の、2つの反応パターンがあります。「食物そのものが原因となるパターン」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

遅延型フードアレルギーの治療

一定期間、原因となる食物の摂取量を制限すること、加えて、ストレス、毒素、カンジダ菌の異常増殖など、その他の腸内環境悪化の原因を特定し、整えていきます。

改善が見られれば摂取頻度や量を調節することで、その食物を再び食べられるようになります。

また、治療を開始してしばらく経つと、頭痛や腹痛が改善したり、肌や睡眠の質が良くなるなど、体調の良さを体感する人も少なくありません。

「もしかして遅延型フードアレルギーかも?」と気になる症状がある方や、遅延型フードアレルギーの検査を行ってみたい方は、まずは当院にご相談ください。