お盆休もあけましたが、まだまだ暑いですねぇ。
暑いから汗をかくのは当たり前かと思いますが
必要以上に汗をかいてしまう 「多汗症」で悩まれている患者様がいらっしゃいます。
内分泌・代謝障害や膠原病などが否定された場合
外用薬治療の他、注射や神経遮断治療など特別な治療法もありますが
時に漢方が著効する例があります。
1)防巳黄耆湯
体表の無駄な水分を利水し、「黄耆」が皮膚を強くして漏れ出るのを防ぎます。
2)黄耆建中湯
防巳黄耆湯で効果が今ひとつ の時に「黄耆」を加えることで効果を見ます。
黄耆建中湯は一日量が18gと多く
防巳黄耆湯との併用だと服用が大変なので、先ず半分量から開始しています。
3)柴胡加竜骨牡蛎湯
緊張から手に大汗をかくような場合には、気持ちを落ち着かせるこちらの薬がイイ処方です。
4)白虎加人参湯
のどが渇いてしょうがない。大量に水を飲んでものどが渇く。
体質的に暑がりで、滝のように汗をかく、そのような方に…。
しっかし、暑すぎる。
今週末はIRONMAN JAPANで北海道の洞爺湖に行きます。
今年のメインレースです。
予想最高気温は22℃だそうです。
今日の東京の最高気温、36.0℃。
何じゃそりゃっ !