私は現役医師でありながら、趣味はトライアスロンで
中でもアイアンマンレースを主戦場にしています。
アイアンマンと聞いてもなんだかよくわからない
映画のキャラクター?と思われるかもしれません。
トライアスロンはご存知のように
スイム、バイク、ランの3種目を連続で行い、タイムを競うスポーツです。
アイアンマンは
トライアスロンの中でもロングディスタンスと呼ばれるジャンルに属し
スイム3.8km、バイク180km、ラン42kmと意味がわからない距離を
およそ15時間の制限時間内での完走を目指します。
私は毎年、主にヨーロッパのレースに10年以上参加し続けています。
私は、皆さんにアイアンマンレースに参加してもらいたい、というわけではなく
アイアンマンのような強靭な体、元気な体、お薬なんかに頼らない
明るく、幸せで、健康な毎日を送れるような体を手に入れてもらえるよう
これからも、超お役立ち健康情報を日々配信していけるような
内容にしていきたいと思っています。
私が、長年アイアンマンのような過酷なレースに参加できているのは
もともと運動が得意であったとか
特別なサプリメントを飲んでいるからではありません。
我々の体は37兆個の細胞でできていると言われています。
その細胞一つ一つにはミトコンドリアというエネルギー産生工場があり
ATP(アデノシンサンリン酸)というエネルギーを作り出しています。
息をするにも、体を動かすにも、代謝するにも、解毒するにも
我々が生きていくにはATPが必要です。
そのミトコンドリアを正常に働かすにはどうすればいいのか?
健康で長生きするために、「人はなぜ病気になるのか?」を
分子栄養学をもとに37兆個の細胞レベルで考えていきます。
「We are what we eat.」(我々の体は食べ物でできています)
人が病気になる原因は、炎症、感染症、睡眠不足、低血糖、ストレス
ミトコンドリア機能の低下、デトックス機能の低下、外傷
そして遺伝的要因など様々ですが
運悪く、とかはありません。
人が健康を害する原因は、必ず存在します。
中でも腸内環境は一番大事です。
我々は1000種類100兆個とも言われる腸内細菌に生かされています。
「All disease begins in the gut.」
すべての病気は腸から始まると
医学の祖、ヒポクラテスも言っています。
いかに「食」が大事か、人生100年時代をこれから一緒に考えていきましょう!