院長ブログ

以前からも思っていたことですが

「日本人は入れることばかりで、出すことをしない」

 

どういうことかというと

風邪を引く、おなかが痛い、頭が痛い… 。という時に

風邪薬をください、胃薬をください、頭痛薬をくださいと

 入れること(薬を)で、今の状況をなんとかしようとする傾向があります。

 

 

自分も含めてですが… (汗)。

 

 

ではなくて

その状態に(状況に)なる前に、出すことで

その状態に(状況に)ならずに済むのではないか?と考えていました。

 

 

日本人は、食べ過ぎなのに栄養不足であると言われています。

昔から、日本人の体は 現代の肉類や乳製品中心の欧米型の食事は、大きな負担となります。

それは、穀物などの炭水化物の消化が得意でも

肉類などの動物性タンパク質の消化が苦手だからです。

 

 

「消化」には体内エネルギーの80%が費やされると言われています。

「過食」「高脂肪・高タンパク」「食品添加物・農薬」「就寝前の食事」などばかりを

続けていると からだには大きな負担になります。

結果、老廃物や有害物質が体内にため込まれたままになり、病気にかかりやすくなるわけです。

 

 

出すことだけではありません。

こうして、腸でエネルギーを使いすぎると、吸収した栄養素を有効に利用したり

不要な脂肪を燃やすといった代謝のためのパワーを発揮できなくなります。

 

 

ファスティングによって腸に休息を与えると、代謝にエネルギーをたっぷり使えるので

からだに本来の働きを取り戻す リセット効果が期待できます。

 

 

ここで言うファスティングとは

水分も食べ物も摂らない「断食」とは違い

酵素と水分は摂取するものです。

 

 

 

「休ませる」事でエネルギーを十分に充電し

「出すことで」栄養素をきちんと吸収し、本来の健全なからだを取り戻すわけです。

 

 

 

今回は短いですが、3日間のファスティングを行ってみました。

 

 

3日間といっても

準備期(3日)、ファスティング期(3日)、復食期(3日)があり

ファスティング期はもちろんですが、復食期が非常に重要といわれています。

復食期の経過によっては、せっかくのファイスティングが台無しになるとも言われています。

 

 

 

 

続く。