検査 院長ブログ

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回は胃カメラの費用についてお話しします。

 

胃カメラの費用の相場は・・・?

胃カメラ(内視鏡検査)の費用は、地域や医療機関によって異なります。また、保険の適用や医療制度の違いも費用に影響を与えることがあります。したがって、一般的な相場を提示することは難しいですが、一般的な範囲内での推定を以下に示します。

一般的に、胃カメラの費用は数千円から数万円の範囲であり、手術が必要ない場合は比較的低価格です。しかし、追加の検査や処置が必要な場合、または特定の状態や病院のランクによっては高額になることがあります。

 

経鼻内視鏡検査の費用の相場

一般的に、経鼻内視鏡の費用は胃カメラよりも高くなる傾向があります。費用は、検査の範囲や必要な処置、地域、医療機関のレベルによって異なります。

東京の経鼻内視鏡の費用の相場は、おおよそ10,000円から30,000円程度です。ただし、これは検査のみを行う場合の一般的な範囲であり、追加の処置や検査項目が必要な場合は費用が増加する可能性があります。 保険の適用や公的医療制度の利用によって費用が割引される場合もあります。公的な医療保険に加入している場合は、保険適用の範囲や割引制度を確認することが重要です。

 

経鼻内視鏡検査とは

鼻から内視鏡を挿入して、食道や胃などの消化器官を検査する方法です。経鼻内視鏡は、口から挿入する通常の胃カメラ(経口内視鏡)とは異なり、鼻から挿入することで患者の快適さを向上させることができます。 経鼻内視鏡は、細い内視鏡を鼻孔(びこう)から鼻腔(びくう)を経て食道や胃に挿入します。

この方法は、患者にとって比較的負担の少ない検査であり、鎮静剤を使用する必要がない場合があります。 経鼻内視鏡は、食道逆流症や胃潰瘍、胃炎、食道がん、胃がんなどの病状の評価や診断に使用されます。医師は内視鏡画像を見ながら、内部の組織や異常を観察し、必要に応じて生検(組織の一部を採取する検査)や処置を行うことがあります。

 

当院の胃カメラ(経鼻内視鏡)検査について

POINT1. 「オエッ」という嘔吐感がない

口から挿入する経口内視鏡検査では、舌の付け根に内視鏡がふれ、咽頭反射が起こりやすくなってしまいます。 しかも、検査の前までに胃の中を空っぽにしておくため、吐くものがなく、余計に苦しさが生じてしまいます。 当院で行なっている経鼻内視鏡検査は、カメラは鼻腔を通って食道に入り、舌根にふれないため、咽頭反射はほとんどありません。もちろん、それでも不快感の強い患者さんには麻酔を使うことも可能ですので、寝てる間に検査を終えることもできます。その際にはお申し付けください。

POINT2. 検査中に会話ができる

口が塞がれていないので、検査中にしゃべることができます。当然ですが、口から挿入した場合は、口が塞がれてしまうのでしゃべることができません。 当クリニックでは、検査の最中に「いっしょに確認をしましょう。気になるところはありますか?」など、積極的に患者さんへ話し掛けます。検査中は自由にしゃべることができるため、医師からの問いかけにもしっかりと応えることができます。コミュニケーションを通して、緊張していた患者さんが徐々にリラックスしていく様子が良く分かります。患者さんにしゃべってもらうことで、信頼関係も生まれ、安全な検査にもつながります。また体感時間も短く感じられる効果があるようです。

POINT3. 体にかかる負担や苦痛が少ない

のどの麻酔(咽頭麻酔)は行いません。 そのかわり、左右の鼻から痛みを抑えるための麻酔(鼻腔麻酔)を行います。左右の鼻、どちらでも結構です。 鼻の通り道(鼻道)のむくみを取るために、血管収縮剤を鼻腔にスプレーして鼻道を広くします。また、これにより鼻腔の毛細血管が収縮して、鼻出血の予防にもなります。

POINT4. 除菌済みの内視鏡を使用

最近、ピロリ菌や一般細菌の内視鏡介在感染が問題となっていること、感染症防止のため、当院では、内視鏡用洗浄消毒器を使用し清潔な内視鏡での検査・治療を徹底しています。 また新型コロナ感染症対策も徹底し、患者様・スタッフの院内感染防止対策に努めております。

当院の新型コロナ感染症対策についてはこちら

 

当院の胃カメラ費用

胃内視鏡 (観察のみ) 1割負担 2,000円前後 3割負担 6,000円前後
胃内視鏡 +病理組織検査 1割負担 3,000~4,000円前後 3割負担 9,000~12,000円前後

※別途、診察代・検査説明料がかかります。ご了承ください。

※当院では静脈麻酔を使って、眠っている間に検査が可能です。ご希望の方はweb予約時、診察時におっしゃってください。

 

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