「陰陽論」は東洋医学を含め、中国古代哲学の核となる概念で、自然界のあらゆるものは「陰」と「陽」という対立する2つののどちらかに分類できるという理論です。
事物に例えると、宇宙では太陽が陽で月が陰
1日では昼が陽で、夜が陰
男女では男性が陽で、女性が陰など
ただし、この陰陽は常に一定ではなく
活動的でない時もある男性(陰)活動的な女性(陽)
1日も昼ばかりではなく、季節も絶えず移り変わっています。
東洋医学には「中庸」という考え方があり、陰と陽どちらが増えすぎることなく、バランスを保ちながら安定しているのがいいと考えられています。
体内のバランスが崩れると、人は病気になり、同時にバランスを立て直そうとする力(自然治癒力)も働きます。東洋医学の治療の基本は、漢方などでこの自然治癒力を高めることにあります。
だからどうした?
って感じですか?(笑)
いやいや、これは大事なことで
例えば季節の変わり目、暑かったり寒かったりで、突然体調崩しませんか?
風邪ひいたり、ぎっくり腰になったり、下痢したり…。
こういう時期は、「陰」「陽」のバランスを崩しやすい時なんです。
カラダが、ついていけないんですよね。
こんな時は要注意です。これは体調崩すな?といつもより気を引き締めることが重要です。
何事もほどほどが、カラダにいいのです。
何事もほどほどにね。
おしまい。