レース当日の朝になりました。
風が心配ですが、気候はBestでレース日和。
最後のバイクチェックも終了。
スタートを待ちます。
このレースまでの緊張感が何度出場してもたまらなくいいです。
今回は頼りになる応援団も一緒です。
カッコ悪いところは見せられません。
1)Swim ( 3.8km )
プワ~~~~~~ン !!
スイムスタート。
なんだかんだバタバタで早朝の試泳をしなかったため
不安からか、一挙に心拍数up ↑
一向に心拍は下がらず、テンションmax !!
( トライアスロンで亡くなる人は、ほぼ全例といっていいほどスイムパート
あ~このまま う~~~っとなって俺もダメになっちゃうのかな….?)
なんて考えてたら徐々に心拍低下。
やはり心臓に毛が生えているのか?
バトルはなく、淡々と泳ぐ。
水温もそれほど低くはなくいつも通りに淡々と。
淡々と泳ぎすぎたせいで timeも淡々といつも通り。
進歩なし。
Sprit time : 1:20:06
2) Bike (180km)
ココで問題発生。
swim を終え、バイクラックに向かうと
自分の列を1つ手前で間違え
いかんいかんとラックをくぐり自分のラックへ
すると
「は~~~い、はいはい。 ダメダメ、あんた アウト。 ペナルティボックス行きね。」 (英語)
ガビ~~~~~~ン!!!
ダメ男とは過去言われたことあるが、ペナルティボックスは生まれて初めて。
しかも、一発アウトかよ。
しゃーない。気を取り直してbikeへ。
どフラットなコースと聞いていたが、なかなか微妙な登りと下りがあり
風も心配していた通り、敵に。
みな条件は一緒。
Ave 30~32km/hr をkeep出来るように回す。
しかし、100km過ぎから ペースダウン。
辛い80kmが残る。
泣きそうになっていると、前方には登り坂が見えてくる。
( マヂかよ…..。 )
あら? でも、500m以上の人垣ができ、選手を鼓舞している!
大応援のトンネルを走り抜けるときは、疲れもぶっ飛ぶ!
(センキュー!センキュー!)
Sprit time : 6:16:45
3) RUN (42km)
バイクパートを終了するも、6時間を切れなかったのはイタイ。
しかも、この後ペナルティボックス行き。
ややふてくされ気味にボックスに入ると
Don’t move——-!!!!!!
ha,ha, ハイーーーッ ! サーセン ッ !!!
自分でストップウォッチを押させられ、5分間静止。
はいい~~行ってよ~~~し (英語)
走り始めるが、バイクで使い果たし気味の足取りはカナリ重い。
10kmちょっとの4周回。1周するたび腕にカラーバンドが巻かれる。
3本も巻いている 自分より速いランナーとすれ違う。
(これから4周もするのか….。)
心が折れかかる。
歩いちゃおうかな。
すると、とんでもない応援の嵐!!
しかも10kmずっと。
( 毎周回 毎周回 この歓声の中走れるんかぃ!? )
観客は心からIRONMANを楽しんでる。
歩いてる場合じゃないでしょ。
重かった足取りがやや軽くなる。
目の前にはさらに輪をかけた集団が。
ナンバープレートを見て名前で応援してくれているようだ。
Woooooooo…….ooooo ! Michael ーーー!! Fuuuuuuuーーー!!
(せーのーーーーーーー! マイケルーーーーッ!! フォーーーーー!!)
次は自分の番だ。
Woooooooo…….ooooo ! Hi-roshi ーーーー!! Fuuuuuuuーーー!!
( せーのーーーーーーー! ひーろしーーーーッ!! フォーーーーー!!)
(おれ…. タケシ…。)
軽かった足取りがやや重くなる。
でも、うれしかったな。
3周もすれば、この角を曲がればこの先はゴールってのはわかっている。
4周して、最後の角を曲がると、あの赤絨毯が伸び
そして
ゴール。
そして、いつもの アナウンス。
「You are an IRONMANーーーー!!!!!!」
Sprit time : 4:43:30
Total : 12:40:51
積み重ねてきたトレーニングが自信に繋がり
練習してないから、あきらめたくなる気持ちになる。
何かに申し訳ないと 感謝する思いが、頑張らなくてはいけない気持ちにさせる。
だから、IRONMANはやめられないよ。
センキュー ベリー マッチ 。
おしまい。