世間には数え切れないほどのサプリメントが出回っている中で
どれを選んでいいかわからない。何てことありませんか?
一つ選ぶポイントとして
サプリメントに使われている食品添加物にこだわってみるのもいいかもしれません。
サプリメントを作るうえで、添加物はゼロにはできませんが
メーカーは、できるだけ少なく、安全なものを使うことができるはず。
消費者も、知識武装することで、より安全なものを選ぶことができます。
今回はこのことについてお話しします。
サプリメントに使用されている添加物を見ると、
メーカー、開発者のこだわりを推測することができます。
「消費者の健康のために考え抜かれた配合なのか?」
「開発・製造の現場をよく知っているか?」
「原価を抑えることに主眼が置かれているのでは?」など。
添加物を一切使わずにサプリメントを作ろうとすると
機械に粉が詰まる
材料が均一に充填できない、固まらない
吸湿による品質劣化、などの問題が出てきます。
サプリメントを作る上で、最低限必要な添加物は必要なのです。
添加物は化学合成されたものばかりではありません。
例えば、牛乳由来の乳糖や、ブドウ糖、麦芽糖などは、粒を固めるために使われます。
一番怖いのは、添加物に何を使っているのかわからないことです。
日本では使用した添加物を表示するルールがあります。
しかし、最近では、海外で製造されたサプリメントが、個人輸入等で利用されています。
英語が読める方でも
英語で表記されている添加物名や目的を正しく認識することは難しいですし
そもそも、日本とは表示のルールが違うので、表示義務がない場合もあります。
海外のサプリメントを販売している日本語のホームページでも
原材料表記には、有効成分の表記はされていても
添加物の表記は外されていることもあるようです。
食品添加物は、できるだけ摂取したくないもの。
しかし、残念ながら、添加物をゼロにすることはできません。
よってサプリメントも極力、必要以外の添加物は使用していないものを選び
メーカーもやむを得ず使用する場合でも
食品に近く、安全性の高いものを、的確に表示するというルールを徹底し
使用した理由を堂々と説明すべきだと考えています。