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「食後の胃もたれが続く」「みぞおちが痛む」。こうした不調があれば、胃に何か起きているのでは?と気になりますよね。
一方で、何も症状がないのに、健診で「萎縮性胃炎」と言われて戸惑う方もいらっしゃると思います。

萎縮性胃炎では、胃もたれや胃痛などがみられることがあります。
しかし、この病気に必ず起こる特有の症状はなく、無症状の場合もあります。また、症状の強さだけでは、胃の萎縮の程度は分かりません。

今回は、萎縮性胃炎でみられる症状を中心に、貧血やしびれとの関係、似た症状を起こす病気、検査や治療についてお話しします。

※吐血、黒いタール状の便、突然の強い腹痛がある場合は、記事を読み進めるより先に医療機関へご相談ください。失神や冷や汗、意識の異常を伴う場合は、119番などで救急対応を求めてください。

萎縮性胃炎とは

萎縮性胃炎とは、胃の粘膜にある「胃腺(胃液などをつくる組織)」が減った状態のことを指します。胃全体が小さく縮んでしまう、という意味ではありません。

萎縮性胃炎の主な原因はピロリ菌の持続感染です。
ピロリ菌による「慢性胃炎」が長く続くと、胃粘膜の萎縮が進むことがあります。そのほか、自分の免疫が胃の細胞を傷つける「自己免疫性胃炎」も原因になります。

ここで知っておいていただきたいのは、胃の粘膜に萎縮があることと、胃に痛みや不快感があることは、必ずしも一致しないという点です。
多くの場合(特に初期の場合)の萎縮性胃炎は無症状です。

しかし無症状だからといって放置すると胃の萎縮が進み、胃粘膜が腸の粘膜に似た状態に変性する「腸上皮化生」を発症したり、胃がんの発症リスクを高める可能性があります。

慢性胃炎の原因や治療は、慢性胃炎の解説記事でも詳しくお伝えしています。

萎縮性胃炎でみられる主な症状

萎縮性胃炎では基本的に無症状のことが多いです。
しかし胃酸の分泌力といった胃の機能が低下すると、以下のような症状が出ることがあります。

症状症状の感じ方
胃もたれ食後も胃が重い、食べ物が残っているように感じる
早期満腹感少し食べただけでお腹がいっぱいになる
みぞおちの痛み胃のあたりが鈍く痛む、焼けるように感じる
吐き気・食欲不振胃がむかむかする、食事を取りたいと思えない
張り・げっぷ・胸やけお腹が張る、げっぷが増える、胸が焼けるように感じる

これらは、胃炎やほかの胃腸の病気でも起こります。当てはまる症状があっても、萎縮性胃炎だと自己判断することはできません。

1:食後の胃もたれ・胃の重さ

「食べ過ぎていないのに、いつまでも胃が重い」「朝食べたものが、昼まで胃に残っている気がする」。このような感覚が胃もたれです。

ただし、食べ物が残っているように感じることと、実際に胃から食べ物が出ていく速度が遅いことは同じではありません。

そのため、萎縮性胃炎による胃もたれを、すべて「胃酸が減って胃の中の物を消化できなくなったため」と考えるのは適切ではありません。
症状が出る食事量や時間帯、ほかの病気の有無まで確認していく必要があります。

2:早期の満腹感

食べ始めたばかりなのに、すぐにお腹がいっぱいになる。いつもの量を食べ切れない。これは「早期満腹感」と呼ばれる症状です。

食後に重苦しさが続く胃もたれや、食べる前から食欲がない状態とは別の症状です。

通常の胃は、食べ物が入ると広がる働きを持っています。この働きが低下することによって、少量でもすぐに満腹感を感じてしまうのです。
このような症状は、機能性ディスペプシアでもみられる症状のため、診察で区別する必要があります。

診察では、「食欲がない」の一言だけでなく、「食べたい気持ちはあるけれど、途中で苦しくなる」と伝えていただくと、状況を把握しやすくなります。

3:みぞおちの痛み・焼けるような不快感

みぞおちとは、胸の下、左右の肋骨の間にあるくぼみのあたりのことです。萎縮性胃炎が進むと、みぞおちに鈍い痛み、きりきりした痛み、焼けるような不快感などが現れることがあります。

痛みが食前に出るのか、食後に出るのか、夜に目が覚めるほどなのかといった情報も、萎縮性胃炎の診察においては大切な情報です。
ただし、「空腹時に痛むから十二指腸潰瘍」「食後に痛むから萎縮性胃炎」とは言い切れません。胃潰瘍や十二指腸潰瘍でも、食事で痛みが軽くなる場合と、強くなる場合があります。

痛みが急に強くなった場合は、萎縮の進行と決めつけず、新しい病変や別の原因を調べる必要があります。

4:吐き気・胃のむかつき・食欲不振

胃がむかむかして食事が進まない、食べ物を見ると気持ちが悪い、といった不調が出ることもあります。

「気持ちが悪いけれど吐いてはいない」のか、「実際に何度も吐いている」のかは、受診時に伝えてほしいポイントです。

嘔吐を繰り返す、水分も取れない、食事量が落ちて体重まで減っている。このような場合は、いつもの胃炎だと思って様子を見続けないでください。診察では、食べられる量、吐く回数、体重の変化を具体的に確認します。

5:お腹の張り・げっぷ・胸やけ

お腹の張りやげっぷの増加、胸焼けが出る方もいますが、これらも萎縮性胃炎に特有の症状ではありません。

なお、胸やけは、みぞおちより上の胸のあたりが焼けるように感じる症状であり、胃もたれと同時に感じることもあります。この場合は、食道への逆流などを確認します。

少し専門的なお話をすると、自己免疫性萎縮性胃炎の患者41人を調べた研究では、酸性ではない逆流に症状が伴う例も報告されています。対象の限られた小規模な研究ですが、胸やけだけで胃酸の多さを判断できないことが分かります。

無症状の萎縮性胃炎と萎縮の程度

前述のように、萎縮性胃炎を発症しても、病気が進行するまでは無症状のケースが少なくありません。
そのため、萎縮性胃炎と診断された方の中には「こんなに普通に食べられるのに、本当に胃炎なのか」と感じる方もいるかもしれません。

自己免疫性胃炎を発症した379人を対象とした横断研究では、消化器症状があったのは56.7%でした。症状のある方は約6割にとどまったという結果です。これは自己免疫性胃炎の研究であり、萎縮性胃炎全体の約半数が無症状、という意味ではありませんが、参考になる結果です。

日本消化器病学会のガイドラインでも、胃粘膜の萎縮の程度と胃の症状は、必ずしも結びつかないと説明されています。

つまり、痛みや症状が弱いだけで「軽い萎縮」とは判断できません。逆に、痛みが強いからといって、萎縮が急速に進んでいるとも限りません。また、胃薬などで症状が落ち着いたことと、検査で確認すべきことがなくなったことは同じではありません。

胃カメラ検査の記号について

胃カメラの結果に「C3」「O型」と書かれていて、不安になったことはありませんか?

これは主に「木村・竹本分類」という、胃粘膜の萎縮の広がりを表す分類のことです。
一般にC-1、C-2、C-3、O-1、O-2、O-3といった表記で記録します。数字が大きくなるほど胃粘膜の萎縮が広範囲に及んでいることを意味します。
痛みの段階を示す数字ではなく、C3が胃がんのステージ3という意味でもありませんが、胃粘膜の萎縮が広がるほど胃がんの発症リスクは高まる傾向にあります。

そのため、消化器内科を受診される際は、この胃カメラ検査の結果表をご持参いただくと診察の参考になります。

無症状の場合のピロリ菌検査と経過観察

症状がなくても、萎縮性胃炎の原因や感染歴を確認する意味はあります。
特にピロリ菌に感染している場合は、症状が無くても除菌治療が必要となります。

ピロリ菌の除菌治療については、こちらをご覧ください。

萎縮性胃炎のその他の症状

頭痛がする女性のイメージ

萎縮性胃炎の診断では、胃の不調以外が手がかりになる場合もあります。
特に、胃の上部にあたる「胃体部」を中心に萎縮がある場合や、自己免疫性胃炎の場合は、鉄やビタミンB12の不足にも目を向けます。

もちろん、萎縮性胃炎の方すべてに、これから挙げる症状が出るわけではありません。

1:鉄不足による疲れやすさ・息切れ・動悸

階段で息が切れる、疲れが抜けない、立ち上がるとふらつく。こうした不調は、鉄不足による貧血から起こることがあります。

胃には、食べ物の中の鉄分を腸で吸収しやすくする働きがあります。しかし胃の状態によって、その過程に影響が出る場合があり、これが萎縮性胃炎の診断に役立ちます。

ただし、貧血には出血、食事量の不足、月経など、さまざまな原因があります。「胃に萎縮があるから鉄分が足りないのだ」と決めつけず、胃や腸からの出血なども含めて調べます。

2:ビタミンB12不足による舌・神経の症状

ビタミンB12が不足すると、舌の痛みや赤み、手足のしびれ、疲労感などが出ることがあります。ここで関わるのが、胃でつくられる「内因子」です。内因子は、ビタミンB12が小腸で吸収されるのを助けています。

しかし、萎縮性胃炎の原因の一つ「自己免疫性胃炎」などで内因子が不足すると、食事からビタミンB12を取っていても、十分に吸収できない場合があります。

ビタミンB12不足による神経症状は、貧血が目立たない場合にも起こります。 「貧血はないと言われたから大丈夫」とは限らないのです。しびれなどが続く場合は、その症状も医師に伝えてください。

萎縮性胃炎と似た症状がある病気

萎縮性胃炎と似た症状が出やすい病気として、以下の5つが挙げられます。

  1. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  2. 逆流性食道炎
  3. 機能性ディスペプシア
  4. 薬剤による胃粘膜障害
  5. 胃がん

1:胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍や十二指腸潰瘍とは、粘膜が深く傷ついた状態のことです。ピロリ菌の感染や、一部の薬剤などが主な原因になります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍では、みぞおちの痛み、吐き気、食後の不快感など、複数の症状が重なることがあります。萎縮性胃炎と潰瘍を同時に発症している場合もあるため、胃カメラで詳しい検査を行う必要があります。

2:逆流性食道炎

胸が焼ける、酸っぱいものが上がる、横になると逆流する感じがある。こうした場合には、胃の内容物が食道へ戻る「逆流性食道炎」などを確認します。

胃もたれと胸やけは同時に起こることがありますが、同じ症状ではありません。「胃の調子が悪い」とまとめず、どこがどのようにつらいのかを伝えていただくと、診察に役立ちます。

3:機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアは、胃もたれ、早期満腹感、みぞおちの痛みなどが続く一方、診察や検査では胃に異常が見つからない病気です。

機能性ディスペプシアでは、胃の動き、刺激に対する敏感さ、胃と脳の情報のやりとりなど、複数の要因が関わります。検査で大きな病変が見つからなくても、不調が気のせいということではありません。

また、胃粘膜に萎縮があるだけで、機能性ディスペプシアの可能性がなくなるわけでもありません。胃の所見と症状の両方を確認して、治療を考えます。

ストレスがあるときの胃の不調は、慢性胃炎とストレスの関係でも解説しています。

4:薬剤による胃粘膜障害

ロキソプロフェンやイブプロフェンなど「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」と呼ばれる種類の痛み止めや一部の薬剤は、胃粘膜を傷つける原因になることがあります。

そのため診察では、処方薬だけでなく、市販の頭痛薬や痛み止めの服用状況も確認します。「ときどき飲むだけだから」と省かず、医師にお薬の名前や飲む頻度を教えてください。服用が必要な薬もあるため、自己判断で中止せず、医師と調整しましょう。

5:胃がん

胃がんでも、胃痛、食欲不振、吐き気などの症状がみられます。一方で、早期には自覚症状がほとんどなく、進行しても症状が乏しい場合があります。

国立がん研究センターも、胃がんは症状だけでは胃炎や胃潰瘍などと区別できないこと、食べ物のつかえや体重減少がある場合には受診が必要なことを説明しています。

萎縮性胃炎と言われたことが、そのまま胃がんの診断を意味するわけではありません。ただ、痛くないことだけを安心材料にせず、必要な検査を受けましょう。

萎縮性胃炎で早めの受診を検討したい症状

問診表

ここまで萎縮性胃炎の主な症状について解説しましたが、次のような症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。

1:吐血・黒いタール状の便・失神

血を吐く、コーヒーかすのようなものを吐く、真っ黒で粘りのある便が出る場合は、消化管からの出血が疑われます。症状が軽く感じられても速やかに医療機関へ相談しましょう。

併せて冷や汗、強いふらつき、動悸、失神などを伴う場合は、救急対応が必要です。無理に自分で運転せず、119番などで助けを求めてください。

2:体重減少・繰り返す嘔吐・食べ物のつかえ

食事制限をしていないのに体重が減る、何度も吐く、食べ物がつかえる。こうした症状も、早めの受診が必要な目安です。

特に、水分を飲んでも吐いてしまう、突然の強い腹痛が続く場合は、当日の受診や救急受診を検討してください。以前から胃炎の診断をされている場合も、今回の症状が同じ原因だと思い込まないようにしましょう。

3:長引く胃もたれ・繰り返す胃痛・胃薬の継続使用

胃薬で一時的に楽になっては再発する、食べる量が減ってきた、仕事や睡眠に支障が出る場合などは、一度ご相談ください。

これらの症状は「何週間以内なら安全」と一律に決められるものではありません。症状が変化したときや、これまでと違う不調が加わったときも、受診を考えるタイミングです。

診察前にまとめておきたい症状・検査歴・服薬情報

受診前には、次の内容を簡単にメモしておくと便利です。

  • いつから、どこに、どのような不調があるか
  • 食前・食後・夜間など、症状が出やすい時間帯
  • 食事量、体重、便の色の変化
  • 胃カメラを受けた時期と結果
  • ピロリ菌検査・除菌の経験と、除菌判定の結果
  • 胃薬、痛み止め、サプリメントの使用状況

正確な病名が分からなくても構いません。「夕食の半分で苦しくなる」「この1か月で体重が何kg減った」という具体的な情報が役立ちます。

萎縮性胃炎と症状の原因を調べる検査

経鼻内視鏡

萎縮性胃炎の検査では、必要に応じて以下の検査を行います。

  1. 胃カメラ検査
  2. ピロリ菌検査
  3. 血液検査

1:胃カメラ検査による胃粘膜・潰瘍・腫瘍の確認

胃カメラでは、胃粘膜の萎縮がどこまで広がっているかに加えて、食道・胃・十二指腸に、症状の原因となる病変がないかを確認します。必要があれば、小さな組織を採って顕微鏡で調べる「生検」を行います。

ただし、全員に同じ検査を行うわけではありません。現在の症状、年齢、服薬状況、過去の検査結果などを踏まえて、必要性を判断します。

当院の検査方法は、胃カメラ検査のご案内をご覧ください。

2:ピロリ菌の感染検査

胃カメラで萎縮を確認することと、現在ピロリ菌がいるかを確認することは、検査の目的が異なります。胃カメラ検査を行っても、ピロリ菌に感染しているかどうかは断定できないためです。

感染の確認には、息を調べる尿素呼気試験、便中抗原検査、血液の抗体検査などがあり、状況に応じて選びます。検査にはそれぞれ特徴があるため、一つの結果だけで判断せず、胃の所見や過去の感染歴と合わせて考える場合もあります。

除菌後は、症状がなくなっても、尿素呼気試験や便中抗原検査などで治療結果を確認します。通常は治療終了後すぐではなく、少なくとも4週間以上の間隔をあけて行います。

ピロリ菌検査については、ピロリ菌検査・除菌治療のご案内でも説明しています。

3:血液検査による貧血・鉄・ビタミンB12の評価

疲れやすさやしびれがある場合、胃の所見から栄養素不足が疑われる場合などには、血液検査を検討します。

血色素の量だけでなく、鉄の蓄えをみるフェリチン、ビタミンB12などを必要に応じて確認します。自己免疫性胃炎が疑われれば、抗体などの検査を追加する場合もあります。

また、血液中のペプシノゲン値を測定する「ペプシノゲン検査」で胃粘膜の萎縮を推測したり、胃がんのリスク調べることもあります。

ただし、採血ですべての胃の病気が分かるわけではありません。問診、胃カメラ、感染検査などの結果を合わせて、原因を調べていきます。

萎縮性胃炎の治療方法

ピロリ菌の除菌治療薬のイラスト

萎縮性胃炎の治療では、まずは原因を特定し、それらに応じた治療を行います。
主にピロリ菌の除菌治療や薬物療法を行います。

1:ピロリ菌の除菌

ピロリ菌に感染している場合、除菌治療を行います。ピロリ菌の除菌は胃がんのリスクを低下する効果も見込まれています。

ピロリ菌の除菌治療では、合計3種類の薬を同時に1日2回、7日間服用します。
1回目の除菌療法(一次除菌療法)で除菌に失敗しても、2回目の除菌療法(二次除菌療法)を受けることができ、1回目と2回目を合わせた除菌率は95%を超えます。

2:症状に応じた薬物療法

胃酸の影響が考えられる場合は胃酸を抑える薬、胃の動きに関わる不調では消化管の運動を調整する薬などを検討します。

ただし、萎縮性胃炎という診断名だけで、薬が一つに決まるわけではありません。貧血やビタミン不足があれば、その治療も必要になります。

胃薬を長く飲んでいても改善しない場合は、薬を増やす前に、症状の経過と診断を見直しましょう。

3:胃の不調に合わせた食事の工夫

一度にたくさん食べられない場合は、無理に食べ切らず、量や回数を調整してみましょう。早食いを避け、よくかんで、落ち着いて食べることも取り入れやすい工夫です。

脂っこい食事や飲酒などで不調が強くなる方は、その量や頻度を見直します。ただし、症状が出る食品は人によって異なります。「胃炎だから」と多くの食品を一律に抜くと、食事の楽しみや栄養まで損なってしまうことがあります。

NIDDK(米国国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所)も、多くの胃炎・胃症では、食事や栄養が発症原因として大きな役割を果たすわけではないと説明しています。
胃の負担を考慮しながら、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。

症状の改善と胃粘膜の変化の違い

胃が楽になったからといって、萎縮がすべて元に戻ったとは限りません。また、ピロリ菌の除菌後も胃がんが発生する可能性は残るため、必要な検査の継続を医師と相談します。

「症状が何日で消えるか」と「胃の萎縮がどこまで改善するか」に、同じ答えを当てはめることはできないのです。

萎縮性胃炎の症状に関するよくある質問

Q&A

Q1:萎縮性胃炎は下痢・便秘と関係がありますか?

A:下痢や便秘があることだけで、萎縮性胃炎の症状とは判断できません。食事、薬、腸の病気なども確認します。

胃の不調と便通の変化が同じ時期に始まったのか、血便や体重減少がないかも教えてください。胃の診断がついていても、新しい便通の変化は別に相談していただいて構いません。

Q2:ピロリ菌検査で陰性でも萎縮性胃炎になることはありますか?

A:ピロリ菌検査で陰性でも、萎縮性胃炎になることはあります。過去に感染していた、薬などの影響で検査が陰性になった、自己免疫性胃炎などの可能性が考えられます。

特に過去にピロリ菌の除菌治療を行っていても、委縮が回復するには数年~数十年の時間がかかります(回復しない場合も多々あります)。

Q3:胃薬で症状が落ち着いても病院を受診した方がいいですか?

A:胃薬で楽になっても、健診で精密検査を勧められている場合や、体重の減少、黒い便などがある場合は受診が必要です。

市販薬をやめると繰り返す方も、ご相談ください。受診時には、どの薬で、どの症状が、どの程度よくなったかを伝えていただくと役立ちます。

江東区・亀戸・錦糸町・押上の萎縮性胃炎の相談はアクアメディカルクリニックへ

胃もたれやみぞおちの痛みが続く方も、症状がないのに萎縮性胃炎を指摘された方も、まずは今の胃の状態と、これまでの検査歴を確認していきましょう。

当院・アクアメディカルクリニックでは、胃の症状や健診結果についてのご相談、萎縮性胃炎の診察、経鼻内視鏡による胃カメラ検査、尿素呼気試験によるピロリ菌検査などに対応しています。

「検査を受けるべきか分からない」「除菌後も胃の調子が戻らない」という段階でも、ご相談ください。症状や服薬状況を伺い、必要な検査と治療をご案内します。

萎縮性胃炎の原因の一つ「慢性胃炎」について

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