院長ブログ

 

最近盛んにTVで取り上げられる『体内糖化度検査』。

当院でも行っています。

 

「活性酸素」、「酸化」がよくないことは馴染み深いですが、「糖化」とはなんでしょうか?

 

「酸化」=「錆びる」

「糖化」=「老化」と考えていいと思います。

 

糖質の摂りすぎ、脂質の取りすぎ、外食が多い、飲酒、喫煙の機会の多い現代人。

するとどういうことが起こるでしょうか?

 

 

 

カラダの中では

糖とタンパク質が結合し、それが体温で温められます。

アマドリ化合物までは可逆的反応で、元に戻ることはできますが

そこに活性酸素が働いてしまうと、最終糖化生成物(AGEs:エージーイー)の出来上がりです。

 

AGEsに関しては諸説ありますが、今の所、“元に戻ることはできない“ という意見が多いです。

 

牛乳に砂糖を入れると甘いミルクが出来上がりますが、それに熱を加えるとキャラメルの出来上がりです。

これを「メイラード反応」と言います。

キャラメルは牛乳には戻れないですよね。それと同じです。

 

AGEsが血管にへばりつけば、動脈硬化、高血圧、脳梗塞の原因になりますし

骨にへばりつけば骨粗鬆症、皮膚ではシミを引き起こし、ガン抑制遺伝子にへばりつけば、ガンを引き起こすわけです。

 

 

 

 

活性酸素がアクセルなら、AGEsを作らせないことがブレーキになるわけです。

AGEsの増加は即、病気に繋がるわけです。

AGEsはありとあらゆる病気の原因となります。

いかにAGEsをカラダの中で作らせないことが、「老化」、ひいては「病気」を「未病」の状態にとどめておける、大きな、大きなアドバンテージになるのです。

これは大変重要なことです。

 

当院ではあなたの糖化年齢を測定することができます。

痛くもかゆくもありません。わずか12秒です。

 

 

 

自信を持って測定した方ほど、びっくりするような数値を叩き出すことが多いです(笑)。

 

 

 

 

あなたの「老化年齢」は、おいくつですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AGEs 溜まってなさそう…。

 

 

 

 

 

 

おしまい。