院長ブログ

大変大変お恥ずかしい話です (大汗)。

 

 

 

先日、6歳のお子さんがお母様と一緒に予防摂取にいらっしゃいました。

 

 

 

お母様は

「予防接種と一緒に血液型も調べたいのですが」 と。

 

「生まれた時に調べたのですが、血液型は変わるので

今後、事故で輸血しなくてはいけなくなるような時に知っておきたいと思って」

 

 

 

(え?)

 

「血液型は変わりませんよ。 白血病などで骨髄移植などをしたときでない限り」

 

 

「え?? そうなんですか? この子が生まれた時 そう言われたので、気になりまして…. 」

 

 

 

 

私はご家族がお帰りになったあと、急いで小児科の本をひっくり返しました。

 

 

 

勉強不足でした。

学生時代に、研修医時代、勤務医時代に 勉強したはずなのですが…. 。 ショック の画像

 

 

血液検査には、表検査と裏検査があるそうです。

この二つが合致して、初めて、血液型が決まります。

赤ちゃんの時に、血液検査をしますが

赤ちゃんは、裏検査をしても、正確な結果が出ないようで

表検査でしか判定しません。

検査の誤判定、骨髄移植を除き、成長してから、変わるという事はないのですが

生まれてから数ヶ月から数年後に検査した時に、血液型が変わっていたという事があるそうです。

 

 

私は顔が真っ赤になりました。

あんな偉そうな事を言ってしまって….。

 

 

 

大変、大変申し訳ありませんでした.

 

 

 

 

まだまだまだ…. まだ….. 知らないことは多そうです。

この仕事一生勉強です。