当院では、腸内環境を調べることのできる、様々なバイオケミカル検査を行なっております。
「広範囲便検査:Comprehensive Stool Analysisi(CSA)検査」は、食物の分解・吸収能、腸管免疫・炎症の状態、消化酵素、pH、短鎖脂肪酸、善玉悪玉菌のバランス、カンジダなどのイースト菌のバランスを調べることで、消化器疾患をはじめ、神経疾患、自閉症、アレルギー、皮膚炎、免疫の状態、などの様々な病態の原因を知ることができます。
◯検査でわかること
1)善玉菌・悪玉菌のバランス
2)カンジダ菌をはじめとする酵母のバランス
3)消化・吸収能
4)腸の炎症
5)腸管免疫能
6)短鎖脂肪酸(腸管内毒素を予防する重要な役割を担う)
7)腸管内pH(腸管内のアルカリ・バランスは悪玉菌繁殖につながる)
「全ての病気は腸から始まる」〜ヒポクラテス〜
多くの慢性疾患や難治性疾患について、消化器系の問題が関与しているという事実は、最近まであまり認識されていませんでしたが、最新の研究では消化器系の状態が、糖尿病をはじめとした生活習慣病やがん、うつ病、アレルギー症状など様々な疾患に関係することが示唆され、消化器系のシステムが健全に機能していることが、健康維持につながるのです。
◯次のような方におすすめです。
リーキーガット、リーキーブレイン、下痢、便秘、腹部膨満、消化不良、過敏性腸症候群、高血圧、高脂血症、糖尿病、アレルギー性皮膚炎、ADD/ADHD、うつ、自閉症、その他の神経疾患
◯検査方法
二日間の便を採取。検体はアメリカのラボへ。
検体提出後、約3週間で検査結果がわかります。
◯検査費用
50,000円(税別)